スパンティーク・ベースキャンプ:カラコルム | Go With Guide
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スパンティーク(Spantik)ベースキャンプ・トレック:アランドゥ、チョゴルンマ氷河、カラコルムのゴールデンピーク

カラコルム屈指の長大な氷河を3日かけて遡り、7,027mの峰の麓へ。ルート、実際の標高、シーズン、そして費用を解説します。

夕暮れのスパンティーク(Spantik)。カラコルムの7,027mのゴールデンピークで、ゴールデン・ピラーの上に三日月が浮かぶ(パキスタン、ギルギット・バルティスタン)
スパンティーク・ベースキャンプ・トレックとは? スカルドゥの奥、バシャ谷最後の村アランドゥからチョゴルンマ氷河を3日かけて遡り、ゴールデンピークとも呼ばれるスパンティーク(Spantik、7,027m)のベースキャンプへ向かうトレックです。ベースキャンプは氷河の上の草地の段丘、標高約4,350mにあります。イスラマバードから12〜14日を見込み、時期は7月か8月。夜は冷え込み、最終日はクレバスのある氷河を歩き、ほかのトレッカーにはまず出会いません。

スパンティークは、8,000m峰に挑む前に登る7,000m峰です。そしてそのベースキャンプは、登らない人たちの目的地になります。カラコルム屈指の長大な氷河を遡り、ほとんどのガイドブックがろくに触れないキャンプ地へ。頭上には、朝日を受けて金色に染まる山がそびえます。

たどり着くのに登攀技術は要りません。必要なのは、モレーンと氷の上を歩く長い3日間、1週間のテント泊、そして本格的な高所に耐えられることです。このガイドでは、行程を区間ごとに紹介し、資料によって食い違う標高、シーズン、許可証、費用、そしてアランドゥから足を延ばせる2つの峠を取り上げます。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックの基本データ

項目スパンティーク・ベースキャンプ・トレック
起点と終点アランドゥ(シガル県バシャ谷)。スカルドゥからジープで5〜7時間
ベースキャンプの標高約4,350m(資料により4,160〜4,374m)
トレック日数往路3日、復路2日、ベースキャンプで休養日1日
距離氷河とそのモレーン上を片道およそ40km
全行程イスラマバードから12〜14日
難易度体力的にきついが技術は不要。3日目はクレバスのある氷河
ベストシーズン7月と8月。6月下旬と9月上旬も可能
許可証パキスタン観光ビザ、ギルギット・バルティスタンのトレッキング許可料と国立公園料
宿泊テントのみ。アランドゥより先にロッジや茶屋はありません

スパンティークはどこにあり、なぜベースキャンプまで歩く価値があるのか

スパンティークは標高7,027m。カラコルム中央部のスパンティーク・ソスブン山群にあり、ギルギット・バルティスタンのシガル県に属します。フンザ側ではブルシャスキー語でガネーシュ・チッシュと呼ばれ、これも「黄金の峰」を意味します。名前の由来は北西壁に走る淡い大理石の帯、ゴールデン・ピラーで、朝一番の陽光を受けて輝きます。

この山は1955年、カール・クラマー率いるドイツ隊がチョゴルンマ氷河から南東稜を登って初登頂しました。この稜線はいまも一般ルートで、その取り付きにあるベースキャンプがこのトレックの終点です。1987年にはイギリスのアルピニスト、ミック・ファウラーとヴィクター・ソーンダースがナガル側からゴールデン・ピラーそのものを登り、この山域でも名高いアルパインクライミングの記録となりました。歩くより登るほうに興味があるなら、スパンティーク遠征ガイドでキャンプ、稜線、登頂日について解説しています。

トレッカーにとっての魅力は氷河です。チョゴルンマ氷河はハラモシュとマルビティンの山塊からアランドゥの畑まで約45〜50km流れ下り、スパンティークへの道はその上半分の大部分をたどります。荒々しく、人けのない土地です。茶屋も山小屋もなく、短い登山シーズンを外れると、氷の上にほかのパーティーがまったくいないことも珍しくありません。

国際宇宙ステーションから見たチョゴルンマ氷河。スパンティーク・ベースキャンプ・トレックがアランドゥからたどる長大な氷河

登山口アランドゥへの行き方

スパンティークへの旅はすべて、カラコルム中央部の拠点スカルドゥから始まります。ほとんどの人はイスラマバードから飛行機で入ります。天候が許せば、インダス川の峡谷に沿って飛ぶ迫力の1時間です。陸路ならカラコルム・ハイウェイとチラス経由で、ほぼ丸2日かかります。フンザから回ってくるなら、スカルドゥ・ガイドで町の様子と空いた1日の過ごし方を紹介しています。

スカルドゥからジープで北へ向かい、シガルを抜けたらバシャ谷へ折れ、ティサル、チュトラン、ドゴロ、ビシルといった村を通っていきます。アランドゥまでは5〜7時間、雨の後はさらにかかります。上部の道は荒れたジープ道です。

アランドゥは最後の村で、チョゴルンマ氷河の末端にぴたりと接しています。公表されている村の標高は2,720mから3,300mまでばらばらで、こうした数字がいかにいい加減に引き写されているかがわかります。現実的には約2,800〜2,900mです。氷河はすぐそばまで迫っていて、2017年2月には氷河のサージで氷が家々に向かって押し出し、少なくとも14家族が移転を余儀なくされました。ここでポーターを雇い、荷物の重さを量るので、出発前の午後のキャンプ場はにぎやかになります。

スカルドゥからシガルを経てアランドゥへ向かうジープ道沿いのビシル村とバシャ川の谷(ギルギット・バルティスタン)

ルートを区間ごとに

往路は3日間。ほとんどの区間で氷河の北側、モレーンと山腹の間にあるアブレーション・バレー(氷河脇の谷)を歩きます。キャンプ地の名前はツアー会社によって違い、ネット上の日程がまちまちに見える理由のひとつになっています。下の表は、私たちのポーターが使う名前で記しています。

日区間キャンプ地の標高歩行時間どんな道か
1アランドゥからチョゴ・ブランサへ約3,350m5〜6時間氷河末端を過ぎ、北岸の草地のアブレーション・バレーを進む
2チョゴ・ブランサからボロチョへ約3,800m6〜8時間長い1日。支流の氷河を2本横断し、きれいな水のあるキャンプへ
3ボロチョからスパンティーク・ベースキャンプへ約4,350m5〜7時間クレバスのある裸氷の氷河を渡り、急な岩場を登って草地の段丘へ
4ベースキャンプで休養と散策約4,350m任意の散策スパンティーク南東稜と氷河の合流点の眺め
5ベースキャンプからチョゴ・ブランサへ約3,350m7〜9時間長く、ほぼ下り。ボロチョで泊まるグループもある
6チョゴ・ブランサからアランドゥへ、ジープでスカルドゥへ約2,300m歩行4〜6時間昼までに下山し、バシャ谷を車で戻る

1日目:アランドゥからチョゴ・ブランサへ

道は村を出て、灰色に汚れた氷河末端の脇を登り、氷河北側のアブレーション・バレーに入ります。足元には草と野花、右手には氷。いちばん穏やかな1日です。このキャンプ地はチョゴ・バランサと表記されることもあり、ほかの会社はもう少し手前の、ツァス・チュミクやマンフィ・コロと呼ぶ場所に泊まります。

2日目:チョゴ・ブランサからボロチョへ

これが長い1日で、6〜8時間かかります。北から流れ込む支流の氷河を2本横断し、そのたびに崩れやすいモレーンを乗り越えます。標高約3,800mのボロチョはテント10張りほどが張れる小さなキャンプ地で、きれいな沢があります。氷河歩きでは本当にありがたいことです。

3日目:ボロチョからスパンティーク・ベースキャンプへ

最終日はいよいよ氷河の本体に乗ります。大部分はクレバスが口を開けた裸氷で、ガイドが選ぶラインは年ごとに変わります。最後の1時間は氷河を離れて急な岩場を登り、チョゴルンマ氷河と支流の氷河の合流点を見下ろす草地の段丘に出ます。そこがスパンティーク・ベースキャンプです。南東稜が真上にそびえ、クライマーがC1へ向かうルートもここから始まります。

南東稜の上にそびえるスパンティーク(Spantik)の雪の山頂ピラミッド。チョゴルンマ氷河側のベースキャンプから始まる一般登攀ルート

スパンティーク・ベースキャンプの標高は? 資料によって違う

ベースキャンプの標高を調べると、4,100mから5,000mまで、ほぼあらゆる数字が出てきます。皆さんの代わりに、公表されている数字を洗い出しました。

資料の種類記載の標高
パキスタンのツアー会社の定期出発ツアー4,160m
登山ツアー比較サイトの掲載、および当社の旧ページ約4,200m
イギリスのツアー会社の詳細日程と、1989年の『American Alpine Journal』報告約4,300m
イギリスの遠征会社2社とパキスタンのトレッキング会社4,340〜4,360m
1979年の『American Alpine Journal』報告14,350フィート(約4,374m)
あるトレッキングツアーの掲載5,000m(誤り)

信頼できる資料の多くは4,300〜4,370mに収まるので、私たちは約4,350mとしています。この差は見た目以上に重要です。約2,850mのアランドゥから3日で約1,500m登ることになり、これは一般的な高度順応の目安のぎりぎりです。だからこそ私たちの日程では、すぐに引き返さず、ベースキャンプで休養日を取ります。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックの難易度は?

技術は不要ですが、体力的にはきついトレックです。普通の夏ならベースキャンプまでロープやアイゼン、登攀技術は要りませんが、整備された山道歩きではありません。覚悟しておきたいのは次の点です。

  • 1日5〜8時間、崩れやすいモレーンや岩塊帯を歩き、3日目は裸氷の氷河を歩きます。
  • クレバス。上部の氷河はクレバスが多く、ある最近の記録ではアプローチ中に約35kmのクレバス帯があったとしています。その年のラインを知るガイドは必須です。
  • 高度。約4,350mのベースキャンプでは、最初の夜に頭痛や寝不足が起きても不思議ではありません。ゆっくり歩き、たくさん水を飲み、良くなるどころか悪化していると感じたら必ず伝えてください。
  • 寒さ。氷の上の日中は暑く照り返しも強いですが、ベースキャンプの夜は7月でも氷点下になります。

アンナプルナ・サーキットやキリマンジャロ、アルプスの山小屋泊ルートなど、4,000mを超える数日間のトレックの経験があれば、土台は十分です。経験がなければ、出発前の2か月間、ザックを背負った長い歩行と毎週の登りでトレーニングしてください。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックのベストシーズン

確実なのは7月と8月です。モレーンの雪は消え、支流の沢は午前中なら渡れ、ベースキャンプには登山隊がいるので、何かあっても周りに人がいます。

  • 6月下旬〜7月上旬も可能ですが、近年は6月に大雪と強風に見舞われるシーズンが続き、あるイギリス隊は7月6日にベースキャンプで新雪に遭っています。私たちは7月第1週より前にはトレッキングの出発を設定していません。
  • 7月中旬〜8月中旬がベストです。日が長く、朝晴れる確率がいちばん高く、下のキャンプ地もにぎわっています。
  • 8月下旬〜9月中旬は空気が澄み人も少なくなりますが、夜は冷え込み日も短くなります。8月中旬に1週間ほど天気が崩れることもあります。
  • 10月〜5月は、バシャ谷上部と氷河は事実上トレッカーを受け入れていません。

どんな計画にも、スカルドゥ便のための予備日を最低1日入れてください。雲が低いと欠航になります。

許可証、ビザ、ルール

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックは、パキスタンの専用トレッキングビザが必要なルートの一覧に入っていないため、ほとんどの国籍の人は通常の観光ビザで歩けます。オンライン申請についてはパキスタン観光ビザ・ガイドで説明しています。スパンティークに登るとなると話は別で、登山ビザと入山料が必要です。詳しくは遠征ページをご覧ください。

現地では、ギルギット・バルティスタン州政府がトレッキング許可料を、中央カラコルム国立公園がトレッカー環境料を課しています。許可料はこれまで1人あたり約150米ドル、公園料はゾーンの区分によって100〜190米ドルでした。どちらもスカルドゥで手続きし、書類に1日かかることもあります。これもスカルドゥに予備日を置く理由のひとつです。料金は近年何度も変わっているので、ご予約時に最新の金額とゾーンの区分を確認します。料金は当社の価格に含まれています。

氷河での個人トレッキングは現実的ではありません。許可証には登録ツアー会社が、ルートにはガイドが、荷物にはアランドゥのポーターが必要です。ポーターが運べるのは公園の規則で1人最大25kgです。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックの費用は?

これを登山の一部ではなくトレックとして販売している会社はごくわずかで、公表されている料金はほとんどありません。あるパキスタンのツアー会社は、イスラマバード発16日間のトレックを約2,100米ドルで掲載しています。スパンティークの本格的な登山遠征は桁が違い、地元の会社で3,800〜5,000米ドル、イギリスの会社では7,650〜8,900ポンドです。

当社のスパンティーク・ベースキャンプ・トレックはイスラマバード発13日間、1人1,850米ドルからです。スカルドゥ往復の航空券、イスラマバードとスカルドゥのホテル、アランドゥ往復のジープ、すべての許可料と公園料、ガイド、コック、ポーター、テント、トレック中の全食事が含まれます。ヘリコプター救助をカバーする保険、国際線航空券、チップは別料金です。

標高6,000mまでのヘリコプター搬送を明記した保険の費用は別に見込んでおいてください。ギルギット・バルティスタンの救助飛行はアスカリ航空が運航しており、事前に支払い保証を手配しておく必要があります。1回の出動で2万米ドル以上かかることもあります。

アランドゥから旅を延ばす

アランドゥは複数の大きなトレックの起点で、それらを組み合わせる人もいます。

  • ヌシク・ラ(約4,977m)は、アランドゥからケロ・ルンマ氷河を登り、ナガル側のヒスパー氷河へ下る峠です。本格的な氷河越えで、挑むグループは毎年ごくわずかです。
  • ハラモシュ・ラは、チョゴルンマ氷河の上流からハラモシュ谷のクトワル湖へ抜けます。長い固定ロープでの下降がある技術的なルートで、経験豊富なパーティー向けです。峠の向こう側についてはクトワル湖とハラモシュ谷ガイドで紹介しています。
  • ライラ・ピーク(6,985m)はハラモシュ谷にある同名の山で、同じ氷河系から取り付きます。フーシェ谷にある、より有名な6,096mのライラ・ピークと混同しないでください。

持ち物

  • 快適温度が少なくとも-10 °Cの4シーズン用寝袋と、夜用の暖かいダウンジャケット。
  • モレーンや濡れた岩でもしっかりグリップする、硬めで履き慣らしたトレッキングブーツ。氷の上では軽いゲイターがあると便利です。
  • トレッキングポール、氷河用サングラス(カテゴリー4)、日よけ帽。3日目の氷の照り返しは強烈です。
  • ヘッドランプ、浄水器か浄水タブレット、2リットルのボトル。
  • 靴擦れ対策を含む基本的な救急セットと、医師から処方された高山病の薬。
  • スカルドゥで用意したルピーの現金。シガルより先にATMやカード端末はなく、氷河では携帯電話も通じないため、ガイドが衛星電話を携行します。
夕日を浴びて金色に輝くスパンティーク北西壁のゴールデン・ピラー。フンザ谷のカリマバードから望む

北側にもベースキャンプはある?

あります。ただしトレッキングルートではありません。ゴールデン・ピラーを登るクライマーはナガルのホパルからバルプー氷河を遡り、標高約4,000mのスジャ・バサと呼ばれる場所のベースキャンプに入ります。スパンティークの金色の北西壁はフンザやナガルの谷から見えるため、「Golden Peak Hunza」(フンザのゴールデンピーク)はよく検索される言葉になっています。北側のアプローチをトレックとして販売している会社はなく、このガイドと当社のツアーがたどるのはアランドゥからの南側ルートです。

よくある質問

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックは何日かかりますか?

歩く日数そのものは5〜6日です。アランドゥからベースキャンプまで往路3日、そこで休養日1日、復路2日。移動を加えると、旅全体はイスラマバードから12〜14日になります。その内訳は、スカルドゥへ飛ぶ1日、許可証と高度順応のためのスカルドゥ滞在1日、スカルドゥとアランドゥの間を往復それぞれ丸1日のジープ移動、そして雲が低いとよく欠航するスカルドゥ便のための予備日を最低1日です。当社の標準日程は13日間です。日数を削ることは計算上は可能でも、おすすめしません。約2,850mのアランドゥから約4,350mのベースキャンプへの高度の上げ方は、それだけですでに速いからです。時間に余裕があるなら、急ぐよりも、ベースキャンプでもう1日休むか、帰りにシガル城で1泊するほうがずっと有意義です。

スパンティーク・ベースキャンプの標高は?

スパンティーク・ベースキャンプは標高約4,350m、チョゴルンマ氷河を見下ろす草地の段丘にあります。公表されている数字は大きくばらつき、あるツアー会社の掲載では4,160m、1979年の『American Alpine Journal』報告では14,350フィート(約4,374m)、あるトレッキングのページには明らかに誤った5,000mという数字さえあります。イギリスの遠征会社2社や2019年の遠征報告を含め、信頼できる資料の多くは4,300〜4,370mとしており、私たちが約4,350mを使うのはそのためです。登山口のアランドゥは約2,800〜2,900mなので、歩く3日間で約1,500m登ることになります。かなり速い上昇ペースです。だからこそ私たちはベースキャンプで丸1日の休養日を取り、氷河ではゆっくり歩き、さらに高く進む前に毎晩、全員がよく眠れて食べられているかを確認しています。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックは難しいですか?

体力的にはきついですが、技術的な難しさはありません。普通の夏なら、ベースキャンプまでロープやアイゼン、登攀経験は必要ありません。ただし歩きは厳しいものです。1日5〜8時間、崩れやすいモレーンや岩塊帯を歩き、3日目にはクレバスのある裸氷の氷河を渡ります。そこではその年のラインを知るガイドが欠かせません。約4,350mのベースキャンプは頭痛や寝不足を起こすのに十分な高さで、夜は7月でも氷点下になります。4,000mを超える数日間のトレック経験がある健脚な人なら問題なく歩けるでしょう。これが初めての高所トレックなら、出発前の2か月間、ザックを背負った長い歩行と定期的な登りでトレーニングしてください。出発前の説明会では、どの日がきついかをすべてのグループにお伝えしています。いちばん長いのは、ボロチョへ向かう2日目です。

スパンティーク・ベースキャンプへのトレックのベストシーズンはいつですか?

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックのベストシーズンは7月と8月です。この頃にはモレーンの雪が消え、支流の沢は午前中なら渡れ、ベースキャンプには登山隊がいます。天候がいちばん安定するのは7月中旬から8月中旬ですが、8月中旬に1週間ほど荒れることもあります。6月下旬も可能ですが、近年は6月に大雪と強風に見舞われるシーズンが続き、あるイギリス隊は7月6日にベースキャンプで新雪に遭いました。そのため私たちは7月第1週より前にはトレックを設定していません。8月下旬から9月中旬は人が少なく、空気は澄み、夜はより冷え込みます。10月から5月までは、バシャ谷上部は事実上トレッカーを受け入れていません。どの月でも、雲が低いと欠航になるイスラマバード〜スカルドゥ便のために、少なくとも1日の予備日を取ってください。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックに許可証は必要ですか?

必要です。ただし特別なビザは要りません。スパンティーク・ベースキャンプ・トレックは、パキスタンのトレッキングビザが必要なルートの一覧に入っていないため、ほとんどの国籍の人は通常の観光ビザで歩けます。現地では、これまで1人あたり約150米ドルだったギルギット・バルティスタンのトレッキング許可証と、ゾーンの区分により100〜190米ドルだった中央カラコルム国立公園の環境料が必要です。どちらもスカルドゥで発行され、書類手続きに1日かかることもあります。料金やゾーンの区分は近年何度も変わっているので、予約時に登録ツアー会社に最新の金額を確認してもらうべきです。スパンティークに登るのは別の話で、登山ビザと入山料が必要になります。当社のトレックでは、すべての許可証と公園料を当社が手配して料金に含めており、書類手続きはスカルドゥの予備日に済ませます。

スパンティーク・ベースキャンプ・トレックの費用はいくらですか?

当社のイスラマバード発13日間のスパンティーク・ベースキャンプ・トレックは、1人1,850米ドルからです。料金には、イスラマバード〜スカルドゥ間の航空券、イスラマバードとスカルドゥのホテル、アランドゥ往復のジープ、ギルギット・バルティスタンのトレッキング許可料と公園料、ガイド、コック、ポーター、テント、トレック中の全食事が含まれます。国際線航空券、旅行保険、チップは含まれません。比較のために挙げると、別のパキスタンのツアー会社は16日間のプランを約2,100米ドルで掲載しており、スパンティークの本格的な登山遠征は地元の会社で約3,800米ドルから、イギリスの会社では9,000ポンド近くかかります。標高6,000mまでのヘリコプター搬送をカバーする保険の費用は別に見込んでください。ギルギット・バルティスタンの救助飛行には事前の支払い保証が必要で、1回の出動で2万米ドル以上かかることもあります。料金はグループの人数と日程によって変わるので、正確なお見積もりはお問い合わせください。

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