クトワル湖とハラモシュ渓谷トレック | Go With Guide
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クトワル湖とハラモシュ渓谷:トレッキングガイド

標高3,300mのターコイズ色の湖と、ほとんど登られていない7,409m峰。ギルギットから2時間、人影はまばら。

ハラモシュ渓谷のクトワル湖。草地に張られたテント、ヤナギとカバの林、その奥にハラモシュの氷壁

クトワル湖は、ギルギット地区ハラモシュ渓谷の標高およそ3,300m、ハラモシュ(7,409m)の北面の真下にあります。ギルギットから約53kmのサッシでギルギット・スカルドゥ道路を折れ、ジープに乗り換え、残りを歩いて到達します。シーズンは6月下旬から9月です。

ハラモシュ渓谷はどこにあるか

ハラモシュ渓谷はインダス川から南へ切れ込み、ギルギットの東約65kmに位置します。分岐はギルギット・スカルドゥ道路沿いの小さな村サッシで、そこから粗いジープ道が松林と支流を抜けて渓谷へ登っていきます。湖畔の夏の集落クトワルは、そのジープ道とその先の登山道を合わせて約19km先です。

ここはスカルドゥ地区ではなくギルギット地区で、この点で多くの人が混乱します。ギルギットからスカルドゥへの道を走る場合、サッシの分岐はスカルドゥのかなり手前に現れ、見落としやすい場所です。

クトワル湖の岸辺から、水面越しにハラモシュの雪と氷を望むトレッカー(ギルギット・バルティスタン)
クトワル湖の岸辺にて。頭上の氷はハラモシュの北面。

湖の上にそびえる山

ハラモシュは標高7,409m(24,308フィート)。カラコルムのラカポシ・ハラモシュ山群の最高峰で、独立標高は2,277mです。クトワルの草地から見上げるのはその北面、懸垂氷河と脆い岩が空の大半を占める壁です。

谷の奥はさらに二つの峰が閉じています。西にドバニ、そして湖の真上にライラ・ピーク。ただし注意が必要です。これはあの有名なライラ・ピークではありません。有名な方はマッシャーブルム近くのフシェ渓谷にある、パキスタンのトレッキング写真でおなじみの鋭く傾いた刃のような峰です。ハラモシュには同名の別峰があり、旅行記でも頻繁に混同されています。

ガイドの多くが語らない話

ハラモシュの登頂例は数えるほどで、この山はどの登頂よりも一つの失敗で知られています。

1957年、オックスフォード大学の隊がハラモシュ・ラに達し、下降中に雪崩に巻き込まれました。その後の救助は数日かけて段階的に破綻していきます。バーナード・ジロットとレイ・カルバートが死亡。トニー・ストレザーとジョン・エメリーは生還しましたが、エメリーは凍傷で手足の指をすべて失いました。ラルフ・バーカーはこの顛末をThe Last Blue Mountainとして書き残しており、今も英語圏で最も読まれている山岳書の一つです。

初登頂は翌年でした。1958年8月4日、オーストリアのハインリヒ・ロイス、シュテファン・パウアー、フランツ・マンドルが、オックスフォード隊が試みたのとほぼ同じライン、ハラモシュ・ラから東稜をたどって登頂します。以後この山を訪れる者はごくわずかで、1978年に日本隊が西稜から、1979年にもう一度、そして1988年にポーランド隊が南西壁から登っただけです。

これらは近づかない理由ではありません。自分が何の下に立っているのかを知る理由です。クトワルへのトレックは草地までの散歩ですが、その上にあるのは本格的で、めったに登られない7,000m峰です。

行き方と所要日数

ギルギットからサッシまでは、ギルギット・スカルドゥ道路で数時間です。サッシで渓谷のジープ道へ乗り換えますが、この区間はその年にどこまで道が開いているかで大きく変わります。地滑りや路肩の流出はここでは日常で、道はしばしば寸断されます。

公表されている歩行時間は食い違っている点に注意してください。ジープを降りてから湖まで約6時間の歩きとする業者もあれば、途中で1泊する2日行程として売る業者もあります。違いの大半はジープがどこで止まるかであり、それは年によって変わります。歩行2日を見込み、1日で着けたら儲けものと考えてください。

氷河をまとうハラモシュ北壁の下、クトワルの夏の草地で草を食むヤギと牛(ギルギット・バルティスタン)
クトワルの夏の放牧地。頭上の氷はハラモシュの北面。

クトワル湖のベストシーズン

適期は6月下旬から9月中旬です。もっとも安定するのは7月と8月で、道の雪は消え、牧夫が家畜とともに上がってきており、草地は緑に覆われます。6月初旬は上部の取り付きに雪が残ることが多く、支流は雪解け水で増水します。

9月下旬になると各家族が家畜を下ろし始め、夜は厳しくなります。この谷に冬のトレッキングシーズンはありません。地域全体の暦の中でのハラモシュの位置づけは、ギルギット・バルティスタンの旅行ガイドで整理しています。

難易度は?

中程度ですが、正直な但し書きが一つあります。谷底からの登りは急で、延々と続きます。ほぼすべての記録がこの点に触れています。技術的な地形はなく、ロープ操作もなく、危険な高度もありませんが、崩れやすい道での標高差が非常に大きく、下部では暑さの中を歩くことになります。

就寝は標高約3,300mで、健康な歩き手にとって高度が問題になることはまずありません。フンザで2日間のトレックをこなせる人、あるいはラカポシ・ベースキャンプまで歩いた経験がある人なら、クトワルは十分に射程内です。

計画に入れておくこと

項目内容
登山口ギルギット・スカルドゥ道路沿いのサッシ、ギルギットから約53km
湖の標高約3,300m(資料により3,260〜3,310m)
上にそびえる峰ハラモシュ、7,409m
歩行往路2日、復路1〜2日。ジープ次第
シーズン6月下旬〜9月中旬
許可渓谷自体は不要。検問用にパスポートを携行
宿泊草地でのキャンプ、加えて谷内の簡素な石造りの小屋
ハラモシュ渓谷の夏の集落クトワル:木の家畜囲い、低い石造りの小屋、鋸歯状の雪稜の下で草を食む家畜
クトワルは夏の集落で、木の囲いと低い小屋があるだけ。商店のある村ではない。

必要なものはすべて持参してください。クトワルは夏の集落であって商店のある村ではなく、確実な補給はギルギットまで戻ることになります。支流の水は処理すれば飲めます。草地の夜は8月でも氷点下まで下がります。

よくある質問

クトワル湖はどこにありますか?

クトワル湖はパキスタン、ギルギット・バルティスタンのギルギット地区ハラモシュ渓谷、標高約3,300mにあります。ギルギットの東約65km、ギルギット・スカルドゥ道路のサッシ分岐から入ります。

ハラモシュ渓谷へはどう行きますか?

ギルギットからギルギット・スカルドゥ道路を約53km走ってサッシへ、そこから開通している範囲までジープで谷を上がり、残りをクトワルまで歩きます。ギルギットから出発地の幕営地まで丸一日を見てください。

クトワル湖のトレックに許可は必要ですか?

渓谷自体に許可は不要です。ギルギット・スカルドゥ道路の検問用にパスポートを携行してください。

ハラモシュの標高は?

ハラモシュは7,409m(24,308フィート)、カラコルムのラカポシ・ハラモシュ山群にあります。初登頂は1958年8月4日、オーストリアのハインリヒ・ロイス、シュテファン・パウアー、フランツ・マンドルによるものです。

ハラモシュのライラ・ピークは有名な方と同じですか?

いいえ。有名なライラ・ピークはマッシャーブルム近くのフシェ渓谷にあります。ハラモシュ渓谷にはクトワル湖の上に同名の別の峰があり、ネット上ではよく混同されています。

クトワル湖を訪れるベストシーズンは?

6月下旬から9月中旬、もっとも安定するのは7月と8月です。6月より前は上部の道に雪が残り、沢は雪解け水で増水します。

行く価値はあるか

クトワルには、混み合った谷がもう与えてくれないものがあります。ターコイズ色の湖を抱いた緑の草地、家畜のいる本物の放牧地、そして真上にそびえる7,409mの氷の壁。しかも、ほとんど誰もいません。カラコルムの尺度では短い旅であり、ギルギットから気軽に走れる距離にあります。

当社ではハラモシュを、谷出身の地元ガイドとともにプライベート行程として催行しています。スカルドゥ方面へのドライブや、ラカポシ・ハラモシュ一帯での数日と組み合わせるのが一般的です。日程をお送りください。フライトに合わせて組み立てます。

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